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本当は難しい「火災保険」
火災保険のポイント
@ 対象物の評価
保険が力を発揮できるかはここにかかっています。
A リスクの種類
周辺環境を含めどんなリスクがあるのかを検証します。
B リスクの規模
リスクの規模を推し測ります。
C リスク対応力
自助努力によりどこまで対応できるかを検討します。
D リスクヘッジ
自助努力により対応できない必要最小限だけを、外部【保険】へリスクヘッジします。
評価を無視すると…(一般的な火災で見受けられるケース)
【灯明が倒れた火災で本堂の一部が
焼失してしまいました!!】
再築価格5億円相当の建物に、2億円の保険を掛けている社寺建物が火災に見舞われてしまい、修理費用の見積が1億円となりました。
支払われる保険金
4,000万円
別に必要となる自己資金
6,000万円
2億円の保険に入っていたのに何故でしょう?
これを
比例払い
比例填補
といいます。
5億円相当の契約対象建物に対して、2/5の比率で保険に加入していることになります。
被害を受けた損害においても2/5の比率で保険が支払われる事になります。
⇒復旧にかかる費用を見込んで、契約形態を選択すればコスト削減につながります。
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